2013年2月9日土曜日

ten oldさんの本 - ten old Fair Isle BOOK vol.2

昨日のten oldさんの展示会で購入した新しい本。『ten old Fair Isle BOOK vol.2』
A4サイズで2冊組です。掲載作品21点のうち、10点は着る物系のプルオーバー(セーター)、ベスト、カーディガン、8点が小物(帽子、ソックス、手袋やミトン)、残り3点がショールとブランケットという構成でした。着る物系で新作は3点。本の表紙にもなっている作品「No.138 スノーグース」と最近のten oldさんっぽい素敵なカラーワークの作品2点です。やっぱり新作が編みたいな。青メイン×ナチュラル系のカラー構成の「No.137 Logbook」も良いですが、昨日ギャラリー入ってすぐ右手に展示してあった「No.139 花畑」が編みたい。直接実物を見ないとわからない絶妙な色合いで「見にきてよかった~」と思わせる作品でした。

使用されている糸は、旧作はJ&S(Jamieson and Smith)が圧倒的に多かったのですが、新作はJamieson'sがメインになっていました。本の中で横山さんも触れていましたが、J&Sはたびたび廃盤色が出るので使いにくいのかもしれません。お値段も昨春からアップしてどちらのメーカーでも変わらなくなりましたし。個人で通販する際の価格は、ですけれど。私の在庫はJamieson'sの方が多いので好都合かも…。ごそごそ。

それから、今回の展示会のパンフレット。
A4サイズの紙を半分に折ってあります。本に未掲載の着る物系の新作4点も含め、展示されていた作品が載っていました。2011年の展示会の時は、展示会終了後、ten oldさんのサイトで毎月一点ずつ展示会の作品が発売されて行きました。今回も同じようになるのかな。

2013年2月8日金曜日

ten oldさんの展示会 - Fair Isle レシピ

冷たい北風に負けずに電車に乗って新宿へ。
甲州街道をてくてく歩く。文化学園の前を通り過ぎて左折。ゆるやかな坂を下っていくと、最初に目に入るのはこの看板。
入り口脇にも看板があります。


この看板のパターンは新作のPullover。大き目の丸衿にデザインされたセーターです。
展示されている作品の多くは、今回の展示会から発売される本「ten old Fair Isle BOOK vol.2」に載っているものですが、本にも載っていない新作のカーディガンやセーターが4点ありました。ん~、この作品は本に載ってないのかぁ…、と思ったのは「モネ」という名前の新作カーディガン。今回、本を買うお金だけを握りしめてやってきたので、このキット購入はぐっと我慢。「着たところ想像するとちょっとかわい過ぎないか…?年齢的に…」などなど、自分に言い聞かせながら。

平日にもかかわらず、開場直後のギャラリーはすでに盛況。ten oldの横山さんの周りにはぎっしりと人垣が…。ぐるりの会場を一周し、残り少なくなったキットを横目で見ながら、お目当ての本を買って外に出ると、20分しか経っていませんでした。それでも、現物が見たい!という欲求は十分に満たしてくれる展示会でした。現物でないと伝わらない魅力がフェアアイルにはあると思います。また、新作ができたら東京でも展示会を開いて欲しいな。