2015年4月11日土曜日

[FO] Wanderling by Isabell Kraemer

Isabell Kraemerさんの作品を編むのは、このWanderlingで4作目。
気に入ると、追いかけてしまう性質があるかもしれません。

今回は、最初に糸ありきでした。
昨年末にうっかりつよせさんで購入したリッチモア・バカラエポックファインの大巻。
詳細はコチラ
ロングピッチのグラデーションヤーンの大巻は、できるだけ糸を切らずに編みたいところです。
Wanderlingは、ラグランでトップダウンのデザインという条件でRaverly検索したところ、候補に上がってきたパターンの一つでした。今まで編んだIsabellさんの作品はどれも編んで楽しく、着てうれしいプロジェクトでしたので、素直にWanderlingに決定でした。

ゲージが、合わないので目数、段数、リピート回数などなどを再計算。一部の数値は経験と勘とテキトーです。
プリントしたパターンにそれらの数値を書き込んで、スタートしました。
隙間時間にちょこちょこと編んで、一か月半ほどで完成。


袖丈ちょい長めが好みなので、今回は思い通りのサイズになりました。


ボタンは、どこかでおまけに頂いた白い貝ボタンにしました。

ポケットは、パターンのように別の糸にしようかと思いましたが、いっぱい残っていたので同じ糸で。
バカラエポックファインは、モヘアなのに少し編地にハリがあるような感じがします。そのせいかポケットの部分に厚みが出たため、着たときに形を整えてポンポンと押さえています。

そのハリがあるような感じのおかげか、形が崩れにくいと思います。さらに梅春物として一か月ほど着用してみましたが、モヘアでふわっとしているのに気になるほど毛玉ができません。(よく見ると毛玉はありますが。)毛も飛ばないし、リッチモアさん、この糸すごいよう。

バカラエポックが発売されたときに2パック買って友人一同にマフラーを編みまくって贈ったのですが、今も手元に残る一本は現役です。
モヘアや化繊はあまり好きではない素材でしたが、考えを改めた方が良さそうです。

実はグラデーションヤーンも苦手なので、次に使うならバカラピュールファインなのでしょうが、地味色のラインナップが乏しい…。
単色で編むなら、糸始末の少ないコーンや大巻がいいわぁ。
つよせさんでバカラピュールファインの地味色の大巻が通販される日が待ち遠しいです。(条件が厳しすぎ…)