2013年12月23日月曜日

修繕

3年前に編んだ風工房さんのフェアアイル。このカーディガンは、冬はほぼ毎日普段着として着ていたら、袖口が擦り切れてしまいました。


編んだ時のデータを手書きのメモとして編図を残していたので、スムーズに編みなおすことができました。メモのおかげで、この頃は日本サイズの編み針を使用していたこともすぐにわかりました。同じパターンを二度編むときも前に編んだ時の変更点などメモがあると、出来上がりと完成までのスピードも変わってくるし。メモ重要だな。


きれいに修繕できました。

フェアアイルのときは、二目ゴム編み止めではなく、伏せ止めにしています。シェットランドヤーンで二目ゴム編み止めをすると糸が痩せてしまうので、向いてない気がするのです。糸も細いから伏せ止めでも仕上がりにそれほど不満はないです。

これまで何着か編んでいるten oldの横山さんのフェアアイル。後から解ける作り目で初めて、リブは作り目を解いて後から編みます。その理由の一つに、リブは傷みやすいので修繕がしやすいように、とおっしゃっていました。フェアアイルに限らず、ニットの袖口はこの手順で作った方がいいなと感じました。