2016年2月15日月曜日

下田直子さんのハンドクラフト展@日本橋三越

先週、下田直子さんのハンドクラフト展へ行ってきました。
今日までの開催ですね。

下田直子さんの存在を知っている方なら、見逃すことのできない、そして一見の価値ある展示会だったと思います。私も開催を知ってから、行くか行かないか随分悩みました。ベビーカーに乗った2歳児を連れて、電車の乗り換えと会場でのご機嫌取り、昼食を外で済ませねばならないこと…。そして結論は、行かねばならない状況にしようと、開催前日になって前売り券を購入したのでした。貧乏性なのでチケットがあれば這ってでも行く!ということです。

大好きなフェアアイルも多色使いですが、下田直子さんの作品も多色使いがたくさんあります。多色使いの作品は、本の写真と実物では印象が同じではないことが多いと思います。それで是非本物を見てみたかったのです。自分ではセンスがないので色合わせは苦手。本物を見れば少しはヒントが得られるかもしれない…、と思いながら。

開場直後のマダむんむんな熱気あふれる会場にベビーカーで突入しようとすると、いかにも三越の店員さんという感じの落ち着いたお兄様が「会場、大変混み合っておりますのでお気を付けください…」とお声をかけていただきました。作品の前は混み合っていますが、展示室中央はがら空きたったのでそこにベビーカーは放置。

自分の好みの作品を中心に一通り見ることができました。全部は無理。本当に充実の展示内容です。それでも、気に入った作品は、壁に頬擦りしそうになりながら、裏側までのぞき見てきましたよ~。裏も全部見れたらいいのにな。

作品と一緒にあちらこちらに下田さんの手仕事に関するエッセーがあって、作品への思い入れが伝わってきます。たくさん並んだバッグを時折振り返ると、バッグに合わせた持ち手も素敵で戻ってもう一度見たくなります。

見終わってから、外に出てみました。三越ライオン口っていうところらしい。リリースしてもらえるかも、と期待する2歳児↓。


あわよくば帰りにMooritさんに立ち寄りたいと思っていましたが、三越を出て東京駅方面を仰ぎ見るとまるで要塞のように見えてくるのでした。諦めよう…。大人しく来たルートを辿り、帰途についたのでした。