2018年10月21日日曜日

[FO] 夏休みの宿題

いろいろな意味の込められたタイトルです。
母からもらった宿題、期限が夏休みの帰省までという宿題、完成したのに記事を書いてない点が宿題…。
完成記事は春から滞っていますが…。(笑)

GWに帰省すると、母がよれよれになった手編みのサマーカーディガンを出してきました。
「今の時期、これしか羽織りものがない」
それは、編んだ私も忘れてしまうほど、大昔に編んであげたパピーさんのコットンコナのサマーカーディガンでした。つまり、新しいカーディガンのおねだりをされた訳なんです。


↑糸は良いものを用意。ダイヤ毛糸さんのマスターシードコットン。


↑編みあがってから買いに行ったボタン。


↑完成。志田ひとみさんの『クチュール・ニット 春夏』から『Yネックカーディガン』です。

母の希望により丈を一模様分長くしてあります。その分、用意した糸が足らずに、相方にお使いをお願いしました。ボタンは、編みあがった現物を持ってお店に行き、選んだものです。

志田ひとみさんの作品、初めて編みました。裏からの模様の操作はありませんでしたが、手強かったです。ちょこちょこ間違えがあったけれど、いつもなら解いて編み直すけれど、今回ばかりはそれをしないほどでございました。出来上がりは、さすがの志田ひとみさんデザイン、美しいです。母も大満足。


↑続いて、こちらの糸。中野のつよせさんで入手した吉田繊維さんのコーン糸です。


↑糸をぐるぐる巻いた節がかわいい糸。でも、この節がすご~く編みにくい糸でした。編むよりも織りとかに向いた糸だったようです…。


↑苦労して編み上げたのは、rokoさんデザインの『hitofude』。

出来上がって洗うと、水が真っ赤に染まりびっくり。でも洗ったら、模様が出て、ひらひらして、夏の羽織り物には完璧。袖は、母に合わせて一模様増やして太くしてあります。それでも、本人の希望よりも小さいことや、見たことのない形に引き気味でした。色は母の好みに合わせて選んだものなのですが、いずれは私の手元に帰ってくるかもしれません。私には袖が太いんだけど…。

『hitofude』は、簡単なのに、おもしろくて、きれいな完成度の高い作品。いつか自分の好みの糸で編みたいです。

今年の夏は、この2枚でいっぱいいっぱい。この後のボランティアニットが押せ押せになった一因でした。母からの夏休みの宿題、結果として無事完成ということで。