2018年12月24日月曜日

[FO] Bodie by Elizabeth Doherty

先シーズン編んだElizabeth DohertyさんのBodieの話です。完成したのは今年3月でニットコートの出番があるかと思いましたが、着るタイミングがわからず、ブログを更新するタイミングも逸し、今ごろ記事を書いている次第です。

パターンが正式に出る前にSwatchのみの編み図が配られていたと記憶しています。中細くらいの糸で編むことが多いのですが、このパターンのゲージに合う糸じゃないとうまく編めそうもなかったので、まずHolst GarnさんのSupersoft2本取りでSwatchを編みました。が、ゲージは出たけれど、模様が出ませんでした。糸が細すぎたのかな。


↑次にJamieson and Smithさんの2 Ply Jumper Weightを2本取りで。模様がブリブリ出ました!

ハリがある英国毛糸のような糸だと模様が出やすいのではないかと思います。家にある糸でSwatchを取ったのでどうしても細い糸の2本取りになってしまいましたが、素直にDKサイズを用意すれば良かったのかも…と今更思うのでした。でもさ、買ってみて編地に合わなかったら困るので、手持ちの糸で模様が出るのか確認したかったのも事実です。


↑コーンを2本用意しました。


↑完成写真。途中経過を撮影したりせず、もりもり編んでしまうタイプなので、いきなり着画になってしまう…。


↑横から。

背中の途中から編み始め、脇まで編んだら前後身頃を一緒に往復編み、それから、袖と衿を編みます。作りは難しくないけれど、模様編みの本体とブリオッシュ編みの衿なので編み応えはたっぷり。模様編みはいわゆるガーンジーの模様なのでしょうか。この編地に一目惚れでした。

パターンは、細かく支持が書かれていて、その代わり頁数が多いのですが、その通り編めば難しいことはありませんでした。予想通りゲージ変更をするのは難しそう…。着丈を変えるくらいなら出来るかもしれません。

最後の衿の伏せ止めは、1回目はきつすぎてショールカラーがきれいに広がらず、ショールの部分の伏せ止めを緩く緩~くなるようにやり直したらよい感じになりました。

模様編みの本体とブリオッシュ編みのショールカラーの衿。糸をたくさん消費して計700g。私が編んだものの中では、非常に思い重い。けいれども上着として着るのであれば、重さはそう感じませんでした。

それよりも袖が細めに仕上がり、下に厚みのあるものが着れません。海外のパターンは、ときどき袖が細いデザインにあたることがありますが、このパターンもそうなのかもしれません。小柄な私が細いと感じるので、気になる方は袖だけ1サイズ上になるようにするなど気をつけたほうが良いかもです。

色をきれいな緑色にしたら、自分の中では少し派手な出来上がり。けれども、「それ素敵ね」と何人かに言われると出番が多くなり、この秋お気に入りの一枚となりました。