2018年5月21日月曜日

[FO] ...a hint of summer #2 (by Isabell Kraemer)

春秋に着られるニットが欲しくて、Isabell Kraemerさんの『...a hint of summer』を編みました。2枚目です。

一枚目の『...a hint of summer』は、袖なしにしましたが、今回は袖ありバージョン。去年編んだ7分袖のEdieが驚くほど活躍したので、袖ありの『...a hint of summer』ための夏糸を探して用意したのでした。糸は、Knitting for OliveさんのCotton Hint of Cashmere。Støvet Blåhval(Dusty Blue Whale)という色。50gで250mありますが、ゲージは28目と中細クラスの糸です。


↑平置き写真。


↑この衿の形、大好きです。


↑袖口のゴム編み。Knitting for Oliveさんの糸は、メリヤス編みもゴム編みもきれい。


↑着画。少しだけ丈が短い気分。

パターンは、ボーダーのデザインですが、今回は単色で。そのため、編み出した後ろ身頃のパネルから続けて両肩から身頃へ編んで行くことができました。糸を切る回数も減り、糸始末も減り、気分良くメリヤス砂漠を楽しみました。

使用したKnitting for OliveさんのCotton Hint of Cashmereという糸ですが、色によって斜行します。特に輪編みは顕著です。でも、水通しできれいな編地になりました。あと、撚りが戻ってしまうので、撚りをかけながら編みました。撚りが戻ることが斜行の原因かもしれません。でも、このあと違う色でもう一枚プルオーバーを編みましたが、斜行も撚りの戻りもありませんでした。不思議、不思議。

10%カシミヤが入っているせいか、普通のコットンヤーンよりもふんわり感のある編地です。日本の気候だと春秋のみ。湿度のある初夏は暑がりさんにはきつくなってきました…。

この糸、結果として気に入ったのですが、廃番なのかもしれません。綿90%はヨーロッパではうけなかったのでしょうか、今年は綿70%の糸がラインナップに加わっていました。買い増ししたいけれども、残っているセール中の色は欲しいものがなく…。

この作品は、3月に編みました。出来上がりは上々でとても気に入り、この春、かなり着倒しました。また、このパターン編みます。次はどの糸にしようかな~♪