2014年1月12日日曜日

近畿編針 SWITCH その後

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期限のあるポイントって嫌い、とぶつくさ言いながら、欲しいけれど手持ちの針だけでも編めるからと自重してきた編針を買ってみました。

昨年7月に発売された切替輪針・SWITCHの細い号数のねじ径の新規格(M1.8)です。
試してみたいことがあったのです。

7月の記事でも書きましたが、ねじ径の旧規格(M1.6)のコードにはコンバーターが付いていて、はずすとちょっと大きいねじ径が現れるのです。


このちょっと大きいねじ径は、新規格(M1.8)ではないかと推測しました。確認するには、新規格(M1.8)の針先を買ってみるか、思い切って発売元の近畿編針さんに問い合わせるか、でした。まずは、前者で確認することにした訳です。

注文したのは、
(1) 切替輪針用針先 12.5cm(M1.8)
(2) 切替輪針用コード 52cm(M1.8)
(3) 切替輪針用 ジョイントコンバーター M1.6→M1.8 2個セット
の3点です。3つ目のジョイントコンバーターは、新規格(M1.8)のコードを購入すると、無料でもらえました。

はてさて、届いた新規格(M1.8)の針先を手持ちの旧規格(M1.6)のコードにつないでみると…。


つながりました!
旧規格(M1.6)のジョイントコンバーターをはずすと出てくるちょっと大きいねじ径は、新規格(M1.8)だったのです。タダでもらったジョイントコンバーターも旧規格(M1.6)のコードについているものと全く同じものでした。

(上が旧規格(M1.6)のコード。下が今回購入したコードとジョイントコンバーター。)

それから、針先について。
今回購入した針先のサイズの刻印。昔の針先は、サイズを印刷しただけ、という感じで、使用していたら消えてしまいました。今、販売されている針先は、字が彫り込まれていてインキが薄くなっても判別できそう。


今まで細いネジ規格にはなかった12.5cmの針先は、とても使いやすいです。今まで10cmでは短く、14cmでは長いと感じていました。12.5cmは、握った時にちょうど針の終わりが手の幅からはみ出し、私の手の大きさにぴったり。手が大き目の人は、もう1サイズ上の14cmの方が使い易いかもしれません。

そうは言っても、短いコードで輪編みするときには10cmの針先も私には必要不可欠な道具。また、SWITCHで非対称輪針にするときにも10cmは必要です。糸のかけ方がライトハンド(イギリス式)の私は、左手を短く、右手を長い針先にすると、格段に編みやすいのです。(針先の左右の組み合わせを5cm+10cmとか、10cm+12.5cmとか…)

最後に、今回のお買いものの研究結果を総括してみると…。

私が過去に購入した旧規格(M1.6)のコードは、3種類ありました。
(a) コードのケーブルが非常に細く、私は編んでいるときに金具との接続部分でケーブルを2本切ってしまった経験があります。
(b) コードがM2のねじ径と同じ太さで、ジョイントコンバーターが付いていています。金具との接続部分でケーブルがくの字に曲がっています。
(c) 金具とケーブルがまっすぐに接続されている以外、二つ目と同じです。

(b)と(c)のコードは、ジョイントコンバーターをはずせば新規格(M1.8)の針先が使えるものと思います。

でも、資金に余裕があるならば、ちゃんと新規格(M1.8)のコードを買った方が賢明かもしれません。旧規格(M1.6)のコードのジョイントコンバーターはがっちりネジが締められていて、簡単には外れないのです。