michiyoさんのHIKARI Collection発売直前に情報を掴み、悩んでこの『Kinomi』と『Rourou』のパターンを買いました。いつもは為替の変動があったとしても編む直前に買うようにしているのですが、発売記念でパターンが割引価格になっていたので、2つ購入。すぐに編めそうなのは『Kinomi』の方だったので、在庫の糸で先にこちらを編むことにしました。
とは言っても、編みかけは1Projectのみと決めているので、一通り片付けてからの開始です。年度末のどたばたの中、編み始めようとすると、RaverlyでKALが始まって10日ほど経過していました。もくもくと編むタイプですから、少し考えてスルー…。ときどき、他の方が編んでいる作品を拝見しながら編み進めましたので、ちょっぴりKAL気分が味わえました。
↑使用糸は、Avrilさんのスペック。色は、1848番 L. グレー。
スペックは、私の夏の定番糸になりつつあります。ゲージが32目43段の合細糸で、手編みできるぎりぎりの細さ。でも、出来上がりは薄く軽く真夏もOKな点が、暑がりな私のお気に入りポイントです。
↓ものぐさニッターが、めずらしくSwatchを取りました。裾の模様だけだけど。
編む前に、『Kinomi』とスペックのゲージが全然違うので、パターン内の目数、段数を再計算しました。でも、『Kinomi』は直線編みだけで構成されているパターンなので、再計算は簡単でした。身頃がとてもゆったりしたパターンでそこがかわいいのですが、小柄な私にはさすがに大きすぎると思い、バストサイズを10cm小さくしました。あと、衿は模様を2列にしたらパターンの幅と同じになりました。
再計算したら編むだけ。メリヤス砂漠が好きな人には、楽しいパターンでした。
↑着画 その1。
↑着画 その2。
↑着画 その3。
↑平置き。直線編みだけで、四角いパターンなのが判ります♪
↑胸元のギャザー。
予め別糸でぐし縫いしてギャザーを寄せてから衿を縫い付けて、ぐし縫いした別糸は後で抜き取りました。真ん中によりギャザーが寄るように心掛けました。衿周りはメリヤスはぎなどで縫い付けましたが、ギャザーの箇所だけはかぎ針でひき抜きはぎしています。ギャザーがうまくいかなかったとき、やり直しがしやすかったです。
↑衿の模様。2列に変更して、少しきつめに編んでいます。
↑裾の模様。
綿糸だと、ただのガーター編みになってしまうので、裏で一つ一つスモッキングのようにぎゅっと糸で縛って、木の実模様に見えるようにしています。ゲージが小さいので模様も小さくなりました。
編み終わってみて。
ゆったりめのデザインなので編む量が多いけれど、簡単なパターン。さすがmichiyoさんです。胸元のギャザーで前身頃の丈に変化が出て、面白いと思いました。スペックは、完成後に洗うと縦ゲージが縮みます。どのくらい縮むのか計測しようと思っていたのに、また測るのを忘れました。また次回!
次は『Rourou』を編みたいけれど、もう着分の夏糸がありません。『Rourou』にはどんな糸が合うのでしょう。はてさて。