先月からソックヤーンの在庫をもりもり消化しているが、新しい糸の誘惑に勝てずに在庫を補充してしまった。
↑ターコイズの方は、家族から「子供っぽい」との評価。ソックヤーンは、糸玉と編んでみての印象が異なることが多い。これはどうかな。
ソックヤーンの新作チェックを止めないといけない、と思いつつ止められない。はてさて。
2017年2月28日火曜日
2017年2月27日月曜日
[FO] Tabi Socks #4 と socks #1
去年、ソックヤーンを買い貯めてしまった。最初は、手袋用の丈夫な糸を手に入れたい、というところから始まったにしてはずいぶんな量。手袋は、年末にミトンを編んだから、今はもういい感じ。素直に靴下を編むことにした。
年末年始に帰省すると、母は7年前に編んだ足袋ソックスを履いていた。穴が開いて今流行のダーニングが施してあった。母が去年から編んでいた靴下は、私が持参した2号針で仕切り直しになっているし、ガゼットの編み方が思い出せない問題は解決せずのまま。今、私がまた新しいのを編んでもいいよね、キラリン。
↑10玉以上ある在庫の中から選んだのは、OpalのフンデルトヴァッサーIIというシリーズの2104番(ポリプー冬の精霊)です。
ずっと前から買おうか買うまいか悩んで買わずに我慢し続けていた靴下糸でした。昨年秋、ユザワヤさんんで3割引になっているのを見かけてついつい、そしてついに買ってしまったのです。
↑まず、毛糸を2つに分割。
糸だまをキッチンスケールにのせたまま、糸の先頭の柄が出るまでまきまきで巻いて行きます。丁度、半分で分けることができてほっとしました。
母は、毛糸の靴下は足袋タイプでなければなりません。家の中では裂き織りで自作したぞうりを履くからです。
前に編んだときの足袋ソックスの編図を発掘すると、ゲージが同じだったのでそのまますぐに編み始めることができました。足袋ソックスのパターンは、今は公開されていないフリーパターンでNORITAMAさんという方のパターンです。
↑完成。
つま先とかかとだけ、SCHOPPEL 染色用アドミラールを使用しました。普通に白を買うよりも安かったので、こちらを購入。また、引き返し編みは、W&Tにしました。
↑平置き。
左右同じ柄を出せました♪
ここで残り糸は、64g。
足袋ソックスと同じようにつま先を白にしたら、もう一足編めるのでは、と挑戦しました。
パターンは、ソックヤーンのお店・けいとやさんのページに紹介記事が載っていたユキロザさんの「つま先から編む靴下の編み方」です。これはエクセルに足のサイズと糸のゲージを入力すると、目数と段数を算出して、その数値を埋め込んだパターンを作ってくれます。オーダーメイドの靴下パターンです。あとは編むだけなんて、素晴らしい。
↑完成。
今回は、Opalの糸を使用したので、Opalの見本作品っぽく一目ゴム編みにしてみました。柄もぴったり合い、ジャストサイズ♪
かかとはすべり目でダイヤ柄にしたかったのですが、裏に糸を渡しただけで引き上げ編みをしなかったので、普通のメリヤスっぽくなってしまいました。失敗、失敗。
そして、糸が残りました。ちょうど白に使用した分量と同じくらい…。
つまり、1玉100gのソックヤーンで、母と私の靴下が一足ずつ編めるということが判りました。足袋ソックスを母へ送るととても喜んでくれて、まだまだ編んでも大丈夫そう。在庫のソックヤーンたちは残り糸の心配をせずにぼちぼち形にしていこうと思います。
年末年始に帰省すると、母は7年前に編んだ足袋ソックスを履いていた。穴が開いて今流行のダーニングが施してあった。母が去年から編んでいた靴下は、私が持参した2号針で仕切り直しになっているし、ガゼットの編み方が思い出せない問題は解決せずのまま。今、私がまた新しいのを編んでもいいよね、キラリン。
↑10玉以上ある在庫の中から選んだのは、OpalのフンデルトヴァッサーIIというシリーズの2104番(ポリプー冬の精霊)です。
ずっと前から買おうか買うまいか悩んで買わずに我慢し続けていた靴下糸でした。昨年秋、ユザワヤさんんで3割引になっているのを見かけてついつい、そしてついに買ってしまったのです。
↑まず、毛糸を2つに分割。
糸だまをキッチンスケールにのせたまま、糸の先頭の柄が出るまでまきまきで巻いて行きます。丁度、半分で分けることができてほっとしました。
母は、毛糸の靴下は足袋タイプでなければなりません。家の中では裂き織りで自作したぞうりを履くからです。
前に編んだときの足袋ソックスの編図を発掘すると、ゲージが同じだったのでそのまますぐに編み始めることができました。足袋ソックスのパターンは、今は公開されていないフリーパターンでNORITAMAさんという方のパターンです。
↑完成。
つま先とかかとだけ、SCHOPPEL 染色用アドミラールを使用しました。普通に白を買うよりも安かったので、こちらを購入。また、引き返し編みは、W&Tにしました。
↑平置き。
左右同じ柄を出せました♪
ここで残り糸は、64g。
足袋ソックスと同じようにつま先を白にしたら、もう一足編めるのでは、と挑戦しました。
パターンは、ソックヤーンのお店・けいとやさんのページに紹介記事が載っていたユキロザさんの「つま先から編む靴下の編み方」です。これはエクセルに足のサイズと糸のゲージを入力すると、目数と段数を算出して、その数値を埋め込んだパターンを作ってくれます。オーダーメイドの靴下パターンです。あとは編むだけなんて、素晴らしい。
↑完成。
今回は、Opalの糸を使用したので、Opalの見本作品っぽく一目ゴム編みにしてみました。柄もぴったり合い、ジャストサイズ♪
かかとはすべり目でダイヤ柄にしたかったのですが、裏に糸を渡しただけで引き上げ編みをしなかったので、普通のメリヤスっぽくなってしまいました。失敗、失敗。
そして、糸が残りました。ちょうど白に使用した分量と同じくらい…。
つまり、1玉100gのソックヤーンで、母と私の靴下が一足ずつ編めるということが判りました。足袋ソックスを母へ送るととても喜んでくれて、まだまだ編んでも大丈夫そう。在庫のソックヤーンたちは残り糸の心配をせずにぼちぼち形にしていこうと思います。
2017年2月24日金曜日
[FO] Burgundy Rondo by Toshiyuki Shimada (嶋田俊之)
父に編んだら、母にも編まねばなりません。逆はない。
今シーズンは、マーガレット・スチュアートさんのフェアアイルベスト『Rose Wood』を父に編みました。その時点で、次に編むものはこの『バーガンディー・ロンド』に決まっていたということです。
この作品の載っている嶋田俊之さんの『ニット・コンチェルト』という本は、使用糸が明記されていません。色名と糸見本の写真から推測して、たくさんあるシェットランドヤーンの中から色を選び出さなければなりませんん。この本を買ってからJamieson & SmithとJamieson'sの糸見本帳とにらめっこして悩む。Raverlyの先輩が使用した色を載せてくれていたのでそれを参考に悩む。結局、タイムリミットに追いかけられるように強引に色を決めて、見切り発車しました。
↑使用した色たち。Jamieson'sがかせ糸だったころに購入した糸がまじっております。やっと日の目を見ました。
↑前立てのスティークを切る前の写真がありました。自然に万歳状態です。
もりもり編んで残るは糸始末というところで、年末の帰省。母に試着してもらうと、袖丈が足りません。前に編んだときのと同じ長さなのに…、何故…。思い当たるのは前回は袖山を作ったこと。今回は袖山なしにしました。前回、「脇から袖口まで」を袖丈として測ったようです。本来、「袖山の頂上から袖口まで」を測るべきだったのでしょう。帰省では、母に渡すことはできず、持ち帰りになりました。
↑単色の段を解いて、袖ぐりから編みなおそうとしているところ。
結局、袖と袖のメリヤスはぎがうまく行かず、袖2本を編み直しました。結果として、糸始末をする前に試着してもらっててよかった。でも、袖4本編んじゃったよ~ん。
↑無事完成。
↑ボタンではなく、ファスナーにしました。ボタンは、歳をとると面倒と言うので。でも、ボタンも老化防止のトレーニングに良さそうな気がします。
↑着画。がっちりした体型に写っている理由は、下にmichiyoさんのTight Fit Aran Pulloverを着ているからです。
母は常々、「丈がSサイズで幅がLサイズの服が欲しい。そういう体型の人もいるはずなのに売っていない」と言っていました。それならば、編めばいいのです。私が手編みを始めた理由も小柄な体型に合うセーターが売っていなかったから。母の希望に合うように編んだら、私は下にタイトなアランセーターが着られたということです。
完成してみて。
悩んで選んだ配色は、少し違っていた。どう違うかというと、一番小さい模様がうまくでなかったということ。隣り合う色が似ていて柄が沈んでしまってよくわからないのです。「こげ茶」と表記されていた色は、FC58という色にしたのですが、本当はFC13にしたかったのです。でも、FC13は廃盤色。そして、この「こげ茶」のFC58と「赤ミックス」の124という色が、糸玉で見ていると違う色なのに、編地になるとそっくりで不思議と馴染んでしまいました。地糸(MC)どうしか、配色糸(CC)どうしだったらよかったのですが、「こげ茶」は地糸、「赤ミックス」は配色糸で隣り合っていると、柄が全然でませんでした。フェアアイルの色選びの難しいところ。
Swatchの重要性がわかります。(でも、編まなかった)
メインの大きな模様をちょろっと編んだらうまくいっているようなので、見切り発車しちゃった~。ははは。
ちなみにRaverlyの先輩がたは、「こげ茶」は80を選択していました。こっちの方が良かったと思います。でも、本の写真をみると、糸の番号が「FC」で始まるMIXカラーのまじり糸を多用しているように思えたので、頑固がFC13なければFC58を選択させたのでした。
けれども、袖を結果として4本も編んだだけのことはありました。母、大満足のジャストサイズに仕上がったのです。母が喜んでいるので、うまく出来たということにしておきます。
今シーズンは、マーガレット・スチュアートさんのフェアアイルベスト『Rose Wood』を父に編みました。その時点で、次に編むものはこの『バーガンディー・ロンド』に決まっていたということです。
この作品の載っている嶋田俊之さんの『ニット・コンチェルト』という本は、使用糸が明記されていません。色名と糸見本の写真から推測して、たくさんあるシェットランドヤーンの中から色を選び出さなければなりませんん。この本を買ってからJamieson & SmithとJamieson'sの糸見本帳とにらめっこして悩む。Raverlyの先輩が使用した色を載せてくれていたのでそれを参考に悩む。結局、タイムリミットに追いかけられるように強引に色を決めて、見切り発車しました。
↑使用した色たち。Jamieson'sがかせ糸だったころに購入した糸がまじっております。やっと日の目を見ました。
↑前立てのスティークを切る前の写真がありました。自然に万歳状態です。
もりもり編んで残るは糸始末というところで、年末の帰省。母に試着してもらうと、袖丈が足りません。前に編んだときのと同じ長さなのに…、何故…。思い当たるのは前回は袖山を作ったこと。今回は袖山なしにしました。前回、「脇から袖口まで」を袖丈として測ったようです。本来、「袖山の頂上から袖口まで」を測るべきだったのでしょう。帰省では、母に渡すことはできず、持ち帰りになりました。
↑単色の段を解いて、袖ぐりから編みなおそうとしているところ。
結局、袖と袖のメリヤスはぎがうまく行かず、袖2本を編み直しました。結果として、糸始末をする前に試着してもらっててよかった。でも、袖4本編んじゃったよ~ん。
↑無事完成。
↑ボタンではなく、ファスナーにしました。ボタンは、歳をとると面倒と言うので。でも、ボタンも老化防止のトレーニングに良さそうな気がします。
↑着画。がっちりした体型に写っている理由は、下にmichiyoさんのTight Fit Aran Pulloverを着ているからです。
母は常々、「丈がSサイズで幅がLサイズの服が欲しい。そういう体型の人もいるはずなのに売っていない」と言っていました。それならば、編めばいいのです。私が手編みを始めた理由も小柄な体型に合うセーターが売っていなかったから。母の希望に合うように編んだら、私は下にタイトなアランセーターが着られたということです。
完成してみて。
悩んで選んだ配色は、少し違っていた。どう違うかというと、一番小さい模様がうまくでなかったということ。隣り合う色が似ていて柄が沈んでしまってよくわからないのです。「こげ茶」と表記されていた色は、FC58という色にしたのですが、本当はFC13にしたかったのです。でも、FC13は廃盤色。そして、この「こげ茶」のFC58と「赤ミックス」の124という色が、糸玉で見ていると違う色なのに、編地になるとそっくりで不思議と馴染んでしまいました。地糸(MC)どうしか、配色糸(CC)どうしだったらよかったのですが、「こげ茶」は地糸、「赤ミックス」は配色糸で隣り合っていると、柄が全然でませんでした。フェアアイルの色選びの難しいところ。
Swatchの重要性がわかります。(でも、編まなかった)
メインの大きな模様をちょろっと編んだらうまくいっているようなので、見切り発車しちゃった~。ははは。
ちなみにRaverlyの先輩がたは、「こげ茶」は80を選択していました。こっちの方が良かったと思います。でも、本の写真をみると、糸の番号が「FC」で始まるMIXカラーのまじり糸を多用しているように思えたので、頑固がFC13なければFC58を選択させたのでした。
けれども、袖を結果として4本も編んだだけのことはありました。母、大満足のジャストサイズに仕上がったのです。母が喜んでいるので、うまく出来たということにしておきます。
2017年2月10日金曜日
2017年2月9日木曜日
2017年2月3日金曜日
ten oldさんのフェアアイルセーター展 2017 『knit & journey』
昨日のお話です。
できるだけ長く山の手線に乗れるルートを選定し、まず代々木駅へ。
↑山の手線内回りのホームで発着する列車を約30分鑑賞する。子鉄のご機嫌取りが完了したところで、原宿へ。
原宿ガレリアに到着すると、開場直後なのにお客さんでいっぱい。みなさん、キットをお買い求めでした。子鉄の口にあめちゃんを補給しつつ、新作のフェアアイルと小物を見て回ることができました。ほぼウェア専門なのでフェアアイルの小物はあまり作りませんが、小さい作品にぎゅっと詰め込まれた世界が好きで、小物チェックは個展の楽しみの一つです。
今回の個展は、多色使いで微妙なグラデーションの作品は少なくて、色と模様を生かしたフェアアイルの原点と感じる作品たちでした。でも、使われている色はten oldさんらしい色ばかり。
↑最後にパンフレットをゲットして会場を後にしました。
この表紙のベストを編みたいけれど、誰に!?と自問。
昨年、英文パターンで発売された『nord』も今回の個展で新作として発表されていました。『No.163 nord』と新たに作品の番号が振られていて、以前の作品と一部配色が異なるので別作品扱いなのかな。この英文パターンを入手済みなことがブレーキになり、新作の予約はしませんでした。気になる作品もあったのですが、去年買い過ぎた糸を消費してからです。
できるだけ長く山の手線に乗れるルートを選定し、まず代々木駅へ。
↑山の手線内回りのホームで発着する列車を約30分鑑賞する。子鉄のご機嫌取りが完了したところで、原宿へ。
原宿ガレリアに到着すると、開場直後なのにお客さんでいっぱい。みなさん、キットをお買い求めでした。子鉄の口にあめちゃんを補給しつつ、新作のフェアアイルと小物を見て回ることができました。ほぼウェア専門なのでフェアアイルの小物はあまり作りませんが、小さい作品にぎゅっと詰め込まれた世界が好きで、小物チェックは個展の楽しみの一つです。
今回の個展は、多色使いで微妙なグラデーションの作品は少なくて、色と模様を生かしたフェアアイルの原点と感じる作品たちでした。でも、使われている色はten oldさんらしい色ばかり。
↑最後にパンフレットをゲットして会場を後にしました。
この表紙のベストを編みたいけれど、誰に!?と自問。
昨年、英文パターンで発売された『nord』も今回の個展で新作として発表されていました。『No.163 nord』と新たに作品の番号が振られていて、以前の作品と一部配色が異なるので別作品扱いなのかな。この英文パターンを入手済みなことがブレーキになり、新作の予約はしませんでした。気になる作品もあったのですが、去年買い過ぎた糸を消費してからです。
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