母から譲り受けた糸たちの中に、極太の白いカセ糸(150g)がありました。どちらかと言えば細糸マニアの私。自分では使わない太さです。ボランティアニットの帽子にできそうだけど、汚れが目立つ色はNG。ならば、染めてしまおうと、夏休み前に初めて糸を染めてみました。
↑染色用に用意した鍋。
↑ウール・シルク用の酸性染料、Landscapes Dyes。
↑ターゲットの糸。ユザワヤさんの値札が付いていました。
↑きれいに染まった!
まず、糸をぬるま湯に30分以上浸しました。その間に熱湯で染料を溶き、ぬるま湯の入った鍋に投入。ムラのないようにかき混ぜます。それから、鍋に糸を投入し点火。30分かけて90℃くらいまで加熱して、その温度を30分キープ。火を消して、朝まで放置しました。染めたのは夜だったので。
火を止めたときには、染液に薄く色が残っていましたが、朝になって鍋の蓋を取ると透明に。染料がすべて糸に吸着したということらしいです。冷めた糸を取り出し、水で洗いましたが色落ちはありませんでした。その後もいくつか染めましたが、大丈夫そう。染色で言うところの堅牢度はあるようです。
Landscapes Dyesは、素人にも扱い易い染料で、簡単に糸を染められたという印象。使用したのは、MOUNTAIN BLUEという色で、少しくすんだ青。いい色でした。
↑この糸でLa Maison RililieさんデザインのCocoonを編みました。作戦成功。