2015年7月16日木曜日

[FO] お子様向けラグランセーター No.11 (Raglan Sweater - Child by Ann Budd)

解き糸のクイーンアニー。
4色あります。
20年以上前に『ヨーロッパの手編み』の作品を完成間近まで編んで解いてしまった物件です。解いた理由は、思ったよりも派手だったから、でした。

前記事のお子様向けラグランセーター No.10と同様に、今も生き残っている色の中からメインカラーを決めました。ワイン色って、定番色なのかしら…。廃番にならずに残っていたので、今回もメインカラーはワイン色に決定。

糸は違えど使うパターンはサイズも含めて前作と一緒。
前作で見頃が細目だと感じたので、4目増やしました。衿の前後差も前作で少し足りなかったかなぁ、と思ったので増やしました。ラグランの減目も増えてしまうので首回りの目数が少なりますが、気にならない範囲だと思います。


ボーダーの配色は、できれば残り糸を全部使い切りたいところでしたが、やりすぎないように自制。汚れやすい白は色変えのセパレートにして、紫色を使い切るまで編んで、もう一色の紺色は紫色と同じ幅にしました。


20年以上前の残り糸、メインカラーはセオリー通りリブに使用。今回は、ガン見してもわかりません。ラッキー♪


そうそう、メインカラーの買い増しは、前作のザラと一緒にしたので、今作も糸が足りずに2回買い増ししております。残念ながらロット違いとなりましたが、色の差はわかりませんでした。中国製から日本製に変更されたので、風合いがほんの少し違うかな。

ラグランの減目には、今回もケーブル編みをあしらいました。前作は4段置き、今作は6段置き。4段置きのほうがいいかな~。
衿は、ボランティアニットのお約束でダブルです。


びゅんびゅん編んで最後の糸始末をしていると、雨の中宅急便が届きました。ボランティアニットの主催団体さんから申し込んでいた一着分の毛糸が届いたのでした。7月1日のことです。去年の糸の色違い。なんと、ワイン色でした。今年のボランティアニットは、すべてワイン色になりそうです。