2016年5月3日火曜日

[FO] Tight Fit Aran Pullover by michiyo

ソノモノツィード。
ずっと何を編もうかと、何年も在庫していた糸でした。
数年前にVeera VälimäkiさんのTwenty Ten Cardiganをこの糸で編んだとき、残った糸でメリヤスの簡単なパターンを編もうと3玉買い増し→在庫化していたものです。なかなかこれと言うパターンにめぐり合えず数年。今シーズンのmichiyoさんの新刊『じっくり編んで永く愛せるニットのふだん着』にこの糸が指定糸になっているパターンが載っていたのです。『Tight Fit Aran Pullover』です。

アランのセーターは、糸を食って重くなり肩がこるので小柄な私は編みません。キライなわけではないんです。ブリティッシュエロイカで編んだ素敵なパターンを指をくわえて見ているのです。600g超のパターンばかりで編めないのでした。重すぎっす…。

今回のmichiyoさんの『Tight Fit Aran Pullover』は380g。アランセーターとしては軽い、めずらしくアランが編める♪と決めました。

手持ちの糸は、色番74のグレーが6.3玉(252g)。3玉買い足してあった分をプラスして、9.3玉(372g)用意しました。残念ながらロットは、在庫がB、追加購入分はC。ロットCはBよりも少し白く、ネップも茶色だけでなく白も入っていました。

トップダウンのパターンですので、衿から全体的に少しきつめに編み始めました。衿周りは伸びやすいことと、糸量が足りないことへの対策です。最近は英文パターンばかり編んでいましたが、二本の編み図は解りやすくて良いですね。特にトップダウンで前後身頃と袖二本を輪で編みながらラグランを増し目していくアラン模様の場合は、とても良いです。久しぶりのアラン模様でしたが、難しいことは何もありませんでした。

アラン模様に少々時間がかかりましたが、難なく完成。


さて、ここで全体が移っている画像を見てみましょう。


↑ははは。ロットが変わったところがくっきり。


↑着画。
raverlyで小さいと言っている先輩方が多かったけれど、コンパクトな私はジャストサイズでした。そして、足りないと思っていた糸が24g余ってしまったという…。編み始めにきつめに編んだ以外は普通に編んだんだけど。きっちり使い切りたかったな~。