2015年12月4日金曜日

編み直し

2年前の春から初夏にかけて編んだフェアアイルの『早春』のカーディガン。
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妊婦だったため、試着できずに完成させました。普通の体型に戻ってから試着してみると、変です。衿がとっても変なんです。完成した時も変だなぁ、とうすうす判っていたことなのですが、ラグランの減目が足りないようでカーディガンなのに衿が途中から立ち上がってしまいました。

完成した時の平置き写真がこちら。↓


直すには、衿のリブ編みを解いて、更に見頃も解かねばなりません。前後見頃と袖2本を輪編みでぐるぐる編んだので、けっこうな量の編み直しです。早く着たいけれど、何より編み直そう!という気力が足りず、クローゼットで眠り続けること2年。忘れないようにクローゼットの目につきやすいところに置いておいたおかげか、ついに重たいお尻が上がって編み直しに着手したのでした。9月末から10月初めのことです。

前身頃の衿の減目が始まるところまで解きました。↓


もう数段解くべきなのですが、この先は前立てのスティークのある段も解かねばならないため、断念。1段で4か所あるラグランの減目をあちこち調整して、誤魔化しました。多少は目数、段数の違いは伸縮でなんとかなってしまうのが、ニットのよいところです。ホントか!?(笑)

編み直した後の写真がこちら。↓


冒頭の写真とは、明らかにシルエットが違います。(爆)
や~、編み直して良かったな~。只今、大活躍中です。

編み直し完了の着画。↓
これで、次のプロジェクトへ行けるわん♪



しかし…、これと同じ失敗をした案件がもう一着あるのです。しかも、こちらのカーディガンは、衿を編んだ後に前立てを編むデザイン。前立て2本も編み直しなのかぁ、と思うと重たいお尻は、再び着陸し、微動だにしないのでした。早く着たい気持ちはあるんだけどなぁ…。とほほ。